『望郷』の中に昭和20年当時、広瀬小の疎開児童であった方々が登場する。広瀬小・寺町地区の集団疎開児童は、当時、広島市内から約50kmはなれた広島県の県北・三次市志和地という農村へ行った。児童たちはここで8・6を迎え、以後、引率の先生が広島にいる各児童の家族の生死を確認するまで、約3ヶ月間不安な毎日をすごすことになる。
映画では志和地の寄宿舎であった専正寺に何年ぶりかで訪ねるシーンがある。まだこのお寺に当時の住職の奥さんや弟さんが健在であった。撮影時では、なんとなく同行したが、映画でけっこう重要なシーンになっている。
このお寺さんは、先日の上映会にもきていただき、なんとかうちの本堂で上映できないかという打診があり、それが来る11月2日に実現されることになった。
当日、私は、上映会終了後、即座に同じ県北の戸河内町小板で予定の神楽(深夜オールナイト)の撮影がある。
『芸州かやぶき紀行』の撮影だ。
三次と戸河内を往復せなばならずこの日は、ヘビーな1日になりそうだ。
以下、お寺さんが作った上映会のチラシから。
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『望郷−広瀬小学校原爆犠牲者をさがして』
今から61年前この志和地に広瀬小学校の生徒たちの生活がありました。市電が行き交い、商店に囲まれた広瀬町から、子供たちは集団疎開として親元から離れ、この志和地で、生活をしていました。そして8月6日を迎えます。原爆によって子供たちは 親を失い、焼け跡へ放り出されます。
映画監督青原さとしさんによる『望郷−広瀬小学校原爆犠牲者をさがして』はこの疎開児童たちの物語です。その中で専正寺は重要な役割を持っています。このたび専正寺ではこの映画が横川シネマで公開されたのを機に、その一場面でもある専正寺本堂で上映会を企画しました。ぜひ皆さんで、六十年という時の流れの中で、何があったのかを感じていただければと思います。
日時/11月2日(木)
午後6時よりお勤め
6時半より 監督・出演者のトークショー
7時より「望郷」上映
9時 終演
入場/無料
場所 専正寺本堂
広島県三次市上志和地480-1
TEL0824-68-2810
※当日は草団子などの軽食をご用意します。 |